ルパンが見つめてたので、見つめ返したら
ゆっくり瞬きの愛情表現頂いた
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洗濯機の修理に来てもらった
久しぶりにお兄さんが担当で、会うのは2年ぶりか?
↓過去のお兄さんとの話作業中、ふと「今日は猫ちゃん来ませんね」と。
お兄さんはトムさんを覚えていた。
トムさんが亡くなった話をすると、そうですか、何歳だったんですか?と聞かれたので18歳と答える。
「18歳って人間で言うとどれくらいなんですか?」
「90歳くらいですね」
「そうなんですか!大往生って感じですか!?ぼくも祖母が3ケ月前に亡くなりましてね」とお兄さんが故郷へ帰った話をしてくれた。
猫や犬と一緒に暮らしたことのない人は、トムさんの歳を聞いて、祖母や祖父の死を連想するらしく話してくれることが多い。
お兄さんの気持ちはありがたく思う。
ただちょっと違うなぁと思うのは、トムさんはおじいちゃんだったけど祖父のような存在では無いんだなぁ。
人間の家族関係には当てはまらず、子供というのもちょっと違う、と思う。
しみじみとトムさんはやっぱり特別な存在だと感じた。
ルパンとフジコは修理の間、静かに気配を殺していたが、お兄さんが帰るとすぐに出てきた。
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去年もそうだったのだけれど、9月下旬あたり、そろそろ膝にのってくる時期だなぁと感じたら、無性にトムさんが恋しくなった。
これは来年も変わらないと思う。