翌朝
一緒に寝ていたところを見るとルパンの調子はまずまずなようだが、病院に連れていかれるかもしれないという恐怖からか、朝からご主人を避けていた
ご主人がグッタリさんだったので、そのただならぬ気配から勘違いしたのかもしれない
この日の工事の音は昨日ほどではないが、そこそこ騒々しい
昼間にルパンがやってきてウロウロしはじめた
これはマズい兆候
お腹を撫でたり、膀胱を刺激しそうなマッサージをルパンが嫌がらない範囲でする
お湯を飲んだところで一緒に寝室に行く
しばらくすると寝室に特設されたトイレにルパンが入った
(ルパンが膀胱炎になってから、寝室にご飯とトイレを置くようにした)
オシッコが出てスッキリしたルパンは眠りについた
そうか、騒音が気になってトイレができなくなって膀胱炎になるのかもしれない
ルパンは警戒心が強い
トイレに入るところに遭遇してしまうと、仕切り直してしまうことがある
トイレの最中に襲われないように最新の注意を払い、意を決してトイレに入るのだ
家にいるのだからそんなに危機感を持たなくてもいいのに、その本能がルパンはとても強い
ルパンが眠りについたものの、寝室を出たら追いかけてくるんだろうなぁと思いそのまま一緒にいた
夕方になり、工事もお開きになったので部屋を出たらさっそくルパンが追いかけてきた
困ったちゃん
お湯を飲んでいたけれどカメラの気配を感じて一時中断
ん、もうっ!という顔
この後、スゴスゴとカメラを引き上げたらお湯を飲んでた
ご主人はルパンヘの本格的なマッサージケアをはじめた
膀胱周辺を揉んでオシッコを促している
最初は嫌がっていたが、だんだんと気持ちよくなってきたらしい
長く揉ませてくれるようになったそう