ちょっとご機嫌斜めなトムさん
私が撫でてみたところ、
「うぜー」
まさかの、ご機嫌悪化
昨晩の夕食。
からあげ。
ご主人が、うっかり落としたからあげに、ものすごい瞬発力で駆け寄ろうとしたトムさん。
ご主人がおさえ、私がからあげを拾い上げた。
トムさんを病人だからとあなどってはいけない。
そういえば、先日、こんなことがあった。
お薬をあげて、お湯を飲ませると、ムホッ、ムホッ、とむせた。
長い間、ムホッ、ムホッ、ムホッ、とむせている。
ビオベテ(好物)を差し出したところ、咳はピタッと止み、ビオベテを舐めた。
演技だね。
迫真の演技だね。
黄色いご飯をシリンジ(注射器)であげていたら、ひとくちくらい残して「もう、いらない」と言った。
でも、ひとくちだし、とあげたら、ムホッ、ムホッ、とむせた。
その場から私が立ち去ると、咳はピタッと止んだ。
これ以上、ご飯を食べさせられないように、演技をしたご様子。
むせ芝居。