くつろいで寝ているところ
本日は、修理屋さんが来た。トムさんは修理屋さんの道具をチエックすると、階段上へのぼってしまった。私が修理屋さんに付き添っていたら、ふと、視線を感じて上を見上げると、トムさんが階段の上からこちらを見ていた。
私が気づいたことを知ると(大丈夫か?)と静かに聞いてきた。「大丈夫」と答えたけれど、トムさんは上からじっと見守っていた。
修理屋さんが、今日は猫ちゃん来てくれない、とボヤいた。半年ぶりの修理屋さんは、トムさんのことを覚えていたのだ。そしたら、たたたったとトムさんが階段を降りて来て、修理屋さんに顔を見せに来た。
名前読んでないのに、自分のこと話されたってわかるんだな。すごいな、おい。
トムさんは顔を見せて、そのまま玄関で修理屋さんを待っていた。見送る気満々である。
修理屋さんはトムさんに、またな、と言って去って行った。