雨が降り続いていて、いちだんと寒かった日。
朝イチに業者さんがリビングにやってくる。
業者さんはご主人に任せて、私はルパンとフジコと一緒に寝室で寝てた。
ルパンとフジコは私の上で寝ていたが、業者さんがやってくる音がしたら、フジコがガバッと起き上る気配がして、布団の中にモゾモゾと入ってきて気配を消した。
ルパンは私の上で引き続き寝ていた。
業者さんは数分で帰っていったそう。
私は背中にフジコのぬくもりを感じてたら眠くなってきて、知らない間に二度寝してお昼まで起きず。
ようやくベッドから出ると、ルパンも一緒についてきた。
フジコは寝室にまだ居ると言う。用心深い。
ルパンはリビングをさっそくセキュリティチエック。
何だかニオイはするが問題は無い
ちょっと不審顔
この後、わーうわーう、と騒ぐか、1mほど離れたところからかまってオーラを出し続けた。
どうかまっても、寝室に寝かせに行っても、あの手この手を尽くしても止まない。
やれやれ、どうしたものか、と思っていたところでルパンがゲロリンチョ。
調子が悪くて騒いでいたようだ。
寒さと業者のストレスに負けたか?
ルパンを寝かせる為に再び寝室に行った。
フジコがベッドの上で寝てて、しばらく私も寝室で過ごしたら、ルパンがフジコを枕にスヤスヤ寝だした。
やっと寝た!
私はそろりと部屋を抜け出した。
フジコがジロリとこちらを見た。
それからルパンはかなり長いこと起きて来なかった。
昼間から夕方まで起きてたから無理もない。
夜になって起きてきて、私がベッドに入ると、先日設置した階段を使ってベッドにのぼってきたのだが、足もとがフラッとして、危うく踏み違えて落ちそうになった。
おいおい。
季節の変わり目は何かと危ないね。