ご主人のそばにやってきて、お手伝いしているトムさん。
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連休中のトムさんは、ご主人が座れば充電していた。
ご主人は不便を強いられながらも、トムさんを降ろすことはせず、自然に降りてくれるのを根気強く待った。
時折、「ごはんを持て!」と膝の上でトムさんがないたが、そこでご飯がもらえないことがわかると、仕方なく膝を降りるのだった。
しかし、食べ終わるとまたすぐにご主人の膝の上にやってくる。
ご主人が立っていると、足元まで歩いていってゴロリと横になりマッサージをせがむ。
トムさんはご主人のことが大好きすぎる。
ご主人がお風呂に入る前に、マッサージをせがんだトムさんだったか、軽くポンポンとされただけで終了したことがあった。
そこでわたしがトムさんの体をモミモミとしてやると、ご主人がバスルームに消えた途端に、足で拒絶され、噛むふりをして威嚇してきた。
わたしでは代わりにならないんだね。。。
その割には、わたしが別のフロアに行ったら、うぉーんうぉーん、と野太い声で呼ぶし、
ちょっと出かける素振りをすると、ひゃーん、と甘い声でなく。
ツンデレのテクニックがすごい。