起き上がったフジコ
冬は体が大きいな
ちょっと引いてみますと、トムさんもおりまして、
まるで日本庭園のような佇まい
ワビさびのある猫庭園
トムさんはタオルの上にちゃっかりとのっているから、そんなフチにいるんだよ
1月18日(金)
トムさんは相変わらずホットカーペットに横たわったまま、私を不満げな声で呼んだ。
呼ばれたので、傍に行く。
撫でると「そうやないねん」と言う。
椅子に戻ると、また下からトムさんが不満げな声で呼ぶ。
しばらくそんなやりとりを繰り返していたけれど、私が手抜きをして駆けつけないと、プリプリと怒って寒い廊下のキャットタワーの上に箱座りをした。
呼びに行っても、プイッと顔をそむける。
仕方が無いので、しばらくそのままにしておいたら、1時間しないうちに戻ってきた。
戻ってきたねぇ、と撫でると、スクッと立って、私の背面にまわって撫でられない位置に移動した。
1月18日(金) 20:35 てんかん発作があった。
PCモニターとキーボードの間で寝ていたトムさんが、後ろ足とお尻をグイグイと持ち上げるようなポーズを3回した。
はじめはレム睡眠時のいつもの痙攣かと思ったけれど、さすがに3度目に「なにかおかしいぞ」と思った。
そのとき、グイッと上半身を伸ばすような姿勢になり、痙攣がはじまった。
てんかん発作だ。
後ろ足をふんばるように動かし、前足を丸めて硬直しはじめた。
痙攣がいつもより強かったので、トムさんも苦しそうだった。
約1分半で、箱座りの状態になり、2分で意識はハッキリ戻ってきた。
しばらく耳付近がブルブルと震えて、小さな痙攣が続いているのがわかった。
全てが終わるまでに5分間くらいかかっただろうか。
今回はその後、寝ることはなく、あくびを2回程して、休憩をすると、ご飯を20ml食べた。
そして休憩した後、トイレに行って大をした。
※
その後、保険会社の獣医サービスに電話してセカンドオピニオンを聞きたくて相談をした。
毎回、担当する獣医が違うので、同じ質問をしても違う意見が聞けるのがうれしい。
■トムさんの考えられる、てんかんの原因について
・脳に腫瘍が出来ている。もしくはウイルスに侵されている。
・ステロイドにより肝臓、腎臓に負担がかかり、てんかんが誘発されている。
こちらの獣医さんにも、てんかんの前兆を感じたら何か対処できることがあるのか聞いたところ、無い、とのこと
発作時に高い所から落ちないように、頭をぶつけないように、気を付けることくらいしか出来ない
前回の先生と同じ意見だった。
私の個人的な感想ですが、てんかん発作が起きたとき、トムさんの場合は硬直するタイプで(走り回る場合もあるそうな)、そっと背中に手を添えるなどして「傍にいるからね~」と声を掛けると、不安が和らいでいるような気がするし、発作も短くなるような気がする。これは、私の希望なのかもしれないけれど、なんとなくそう感じる。